03年5月1日 大阪1日目


2003年5月1日(木) 午後6時半開演
CHAGE&ASKA CONCERT TOUR 02-03 THE LIVE
大阪城ホールにて


セットリスト
~Opening Movie~
夢の番人
この愛のために
BROTHER
(MC)
the corner
パラシュートの部屋で
夢の飛礫
(MC)
WALK
今日は…こんなに元気です
(MC)
僕はこの瞳で嘘をつく
終章(エピローグ)
鏡が映した二人でも
(MC)
SAY YES
ひとり咲き
YAH YAH YAH
なぜに君は帰らない
港に潜んだ潜水艇
Trip
THE TIME
PRIDE
(MC)
太陽と埃の中で
~Ending Movie~



毎回のことですが、一字一句正確に覚えているわけではないので、こんな内容だったという感じで読んでもらえればと思います。
それと、毎回大体同じ内容のところは省略しているかもしれませんので、できれば前のレポ(防府のレポあたり)を先に読んでもらえればうれしいです。

いよいよ地元大阪でのコンサートです。「THE LIVE TOUR」が始まって半年。やっと、やっと大阪に二人が来てくれました!
C&Aのコンサートといえば、「史上最大の作戦」から今までのコンサートはずっと城ホールで見てきたので、私にとっては「ようこそ、おいでくださった~!」といった感じです。駅に着いて会場までのいつもの屋台を見ると、「あぁ~、これこれ~!」と思わずしみじみ。

ちょっと早めに着いたので、先日の武道館ライブから登場したグッズを買って、腹ごしらえをするために会場の近くのビルへ。開演30分前くらいに再び戻ってきて、グッズを買い足すために売り場に行ったら、さっきは全然人が並んでなかったのに、その時はものすごい行列になっていました。
で、グッズ売り場の近くで黒地に白い文字で「STAMP」と書いたTシャツを着ている人を発見。なんと、あの盗み撮り写真集で有名なC&Aスタッフの西澤さんでした。手にはもちろんカメラ。グッズ売り場の方をパシャパシャと撮っているようでした。でも、周りで気付く人はあまりいなかったようで、普通にうろうろしていたのが不思議な感じでした。私たちもちょっとはなれたところでその様子を眺めていました。
で、グッズもやっと購入できて会場の中に入りました。
今回の席はアリーナの16列目。アリーナクラスの会場では今まで参加した中で一番ステージに近い座席でした。座ってみると、なんとど真ん中!!CHAGEさんとASKAさんが真正面に見える席です。ちょうど前が通路になっていてすぐ前にお客さんがいない場所なので、スタンディングになっても二人がよく見えそうです。
ステージを眺めていたら、花道らしきものがありました。それはステージから2階のスタンド席のところまで上にのびていました。「あそこまで行けるのかなぁ?」などと話しながら開演を待ちました。

今日もほぼ定時か10分遅れくらいの開演だったと思います。
アリーナ会場でこんなに間近にスクリーンを見るのはほぼ初めてでした。スクリーンはかなり大きかったです。笑いもまあぼちぼちといった感じで、「THE LIVE」に初めて参加する人も多そうです。
ムービーもいよいよクライマックスを迎え、私の緊張と興奮も最高潮に!そして二人が登場!!

♪「夢の番人」
CHAGEさんが早速あの花道を登っていました。近くのスタンド席は大盛り上がり!
でも、あの位置はかなり高いところなので、怖くないのかなぁ?なんて思ってしまいました。
そして、みんなが言っていた”たいまつ”ってこれだったんだぁ~!!とこの時初めて分かりました。長い棒の上にロケット花火のような炎のようなものが点いているもので、赤や黄色やいろんな色の光(炎?)を出していてすごくきれいでした。ステージの端に1本ずつ、後ろに5本くらい立っていました。煙も出ていて、しばらくステージがもやっとしていました。これだけ目立つのになぜ横浜では気づかなかったんだろう??あと照明がちょっとチカチカしていました。
それと、間奏の部分がちょっと長くなったような気がしました。

♪「この愛のために」
今まで横浜、松山、高松と聞いてきた中でこの新しいアレンジを私なりに表現すると、ドラムの「ドンドコドンドン♪」のリズムが民族音楽ぽくて、とても軽快なアレンジという感じです。
それと、やっぱり、あの「ヘイ!!」っていう部分が好きだなぁ~。

♪「BROTHER」

最初のMC。
ASKAさん「ようこそ。待たせたねー!やっと来れました~!!」
「うんうん、やっときてくれたよ~!」と心の中で叫んでいました。
それから、大阪は随分と待たせたような話をしていました。
「時々思い出したように来られる方、はじめて来られた方、無理矢理連れてこられた方、そういう人にターゲットを向けてます。口ではうまくいえないけど、なんだか幸せだなぁというのが浮かぶようになればいいなと思ってます。
…ごちゃごちゃ話してもあれなんで…」と再び歌に戻ります。
それと、ASKAさん、「オーケー、オーケー!」と指で輪を作っていた場面があったのですが、あれはなんでしたっけ??

♪「the corner」
二人とも花道を行ったり来たり。端っこのスタンド席がすごく羨ましかったです。
♪「パラシュートの部屋で」
♪「夢の飛礫」

MC。
CHAGEさん「いらっしゃい!どうぞ座ってください、座席をただの荷物置きにしないように(笑)。
ようこそ!テツandトモといいま~す!」と何でだろう~をしながら登場。
「CHAGE&ASKAといいます!半年も前からライブをやってますが、大阪を飛び越し飛び越してやってましたから…」と顔の前で手を順番に交差しながら説明するCHAGEさん。
「大阪にや…………………………………………っと来れたよ(だったかな?)in大阪城!!」と一つ目のサブタイトル登場。「やっと」という言葉をめちゃくちゃためて話す様子がなかなか感情がこもっていました。
「お客さん、なんかぎこちないですねぇ。出席を取りましょう。」と、「出席簿」と書かれた黒い冊子を取り出すCHAGEさん。
出席簿を開きながら、「連休の谷間だからって有休取っちゃだめだよ…」とブツブツ。あのMCはなんだったんだろう??
ちなみに、私の有休は遠征で使い果たしてしまって、9月まであと3日しか残ってましぇん…

「大雑把がいいですか?細かいほうがいいですか?」とCHAGEさん。「細かく~!!」というお客さんの声に「大雑把に行きましょう(笑)」と期待通りの返事をしてくれるCHAGEさん。「呼んだら、好きなようにアピールしてください。」
「まずは近くから。」とステージのすぐ横のスタンドの両端をチラチラと見るCHAGEさん。見ていたほうの逆を指したりとお客さんを転がしていました。
「N(ブロック)-!」とまずはCHAGEさん側のすぐ横のスタンドを呼びます。お客さんたちが「ワー!!」と応えるも、「そんなもんなの?」と少し不満そうなCHAGEさん。次は分かってるよね?といった感じで、「H-!」とASKAさん側のスタンド席を呼びました。
すると、CHAGEさんの期待に応えたのか、ものすごい歓声が聞こえてきました。(といっても、座席の関係でNよりもHの方がお客さんが多いんですけどね…)
その歓声を聞いたCHAGEさん、Nブロックの方を指して、「負け!」と一言。そして再びNブロックを呼ぶと、今度はHブロックに負けないくらいの大きな歓声。
「やれば出来んじゃない」と言いつつ、次は「ロイヤルボックス~!!」と城ホールの中でもちょっと特殊な席を呼びました。椅子の横幅も他のスタンド席に比べて広いし、あの席はコンサートに行くたびに不思議に思っていたのですが、関係者席か何かなのでしょうか?
座っていた人が少ないのもあってほぼ無反応。これにはCHAGEさんもしょうがないかな?といった感じでした。
「これから3つづつ呼びまーす!A、B、C-!、D、E、F―!」「G-!(最後に余ったらしく、ここだけ単独で呼ばれてました)。Gは漢字で書くと難しいですね(笑)」そのネタ、前にテレビでもやってましたね、CHAGEさん。
そして最後に、「アリーナ!!」。みんなと一緒に「イエー!」と叫びました。
「リラックスできましたか?」とCHAGEさん。

「STAMPを発売しまして、セルフカバーを初めて体験しましたが、新曲を作るのとはちがって、なかなか面白かったです。ライブではリアルタイムのC&Aが見てください。今日もこの中から多く曲をやりますが…」とさっきの出席簿を再び取り出しました。セットリストを見ようとしているようですが、本当にセットリストまで載っていたのかどうかは分かりません。
「こんな曲もやります」というMCでは、「えっ?うっそー!まじっすかー?いやぁ~!」といつもよりもオーバーアクションなCHAGEさんでした。
思い出しましたが、「ちょっと待ってね。」とCHAGEさんが出席簿を広げながら関西弁を披露する場面や、どこのMCかは忘れましたが、「見えてるよ~!」とASKAさんのマネをする場面も見れました。
出席ネタで引っ張ったためか、今日はここのMCがいつもより長めでした。

♪「WALK」
♪「今日はこんなに元気です」

MC。
CHAGEさん、「こういうアレンジもいいでしょ?」と登場。
ASKAさん(CHAGEさんだったかな?)、「(ここには)毎回阪神の強い時期に来ますね。」と今回も阪神ネタを披露。
ASKAさん「大阪は都会になっていますね。」
「都会??あ~あ~♪」と『大都会』を歌うCHAGEさん。「前から都会じゃないですか!」
ASKAさん「東京もそうだけど、なんかね、クールなのよ。」
その言葉にすかさず「宅急便??」とCHAGEさん。出ました!CHAGEさんの脊髄反射ギャグ!!
それに対して、「もっと近づいてよ~。」とASKAさん。
ASKAさんのクール発言について、「そうですか?」というCHAGEさんに対して、「オレを売る気か~?」とASKAさん。
ASKAさん曰く、今日の観客がクールとのこと。盛り上がりが悪かったのかな?
CHAGEさんが「ASKAさんに会ってポーッとしている」とフォローを入れると、「オレがポーッとしている」とASKAさん。

「初日から言っていますが…」とCHAGEさんがいつものように「14番目のSTAMP」の話をASKAさんに振ります。
「ボツった。」と説明し、少し経ってから「STAMPって知ってる?」とASKAさん。
CHAGEさん「さっき説明しましたよ。」
ASKAさん、「どこで?」
CHAGEさん「ここで。」
ASKAさん、「いつ?」
CHAGEさん「WALKの前に。オレが。」
ASKAさん、「オレいたっけ?」
CHAGEさん「後ろの方でくつろいでいたじゃないですか!」

話は前後するかもしれませんが、「14番目のSTAMP」のASKAさんの説明があったのですが、ここではASKAさんの支離滅裂トークが炸裂していました。うまく文章に出来ないのが残念ですが、こんな感じだったということで…
「(STAMPが)本当は2枚組みの予定だったの。…(14番目のSTAMPが)つまらない。のらないのよ。…(お客さんものらないだろうとかそういう話をして)そういうのもいいと思って、いや、そういうことじゃなくて。」
「お客さんも微妙でしょ?…微妙?? 敏感だ!!」
「で、(14番目のSTAMPを収録するのを)撤退しました。…撤退?? 勇気をもって撤退しました!!」
…とこんな風に、自分のいった言葉を一人で確認して一人で訂正するASKAさんに対して「変!!」とCHAGEさんが一言。確かに、この日のASKAさんはかなり変でした…

またまた話は前後しますが、小ネタをもう2つほど。
まずはピンスポットネタ。
CHAGEさん、「(ピンスポットが当たっている間)ケータイでメールでも打とうかと思ったけど…」と自分の出番が無い間のピンスポットにちょっと困っている様子。
ASKAさん、「でも、当たっていると嬉しいんでしょ?」
コクッとうなずくCHAGEさん。
今日はスポットが消えるかなぁ?とちょっと期待(?)したのですが、今日はそのまま話が続きました。
で、ASKAさんの話が終わって、CHAGEさんの出番がやってきた時に、「やっと光の役目が…」とCHAGEさん。
次に、ASKAさんが話している時に、ステージの前の方に何にも繋がっていないコードを見つけたらしく、CHAGEさんの顔のほうに持っていって、鼻の穴に入れようとしてました。CHAGEさんはよけてましたが…

話は戻って、再び「14番目のSTAMP」について、
「これはとても有名な曲です。知らなかったらもぐりです。出てけー!!」と強めの口調で手をシッシッとしながら話すCHAGEさんに、「おいおい、そこまで言わなくても…」といった感じでASKAさんがCHAGEのマネをしていました。
ASKAさん「平井堅の『大きな古時計』があったので、『ぞうさん』をやろうと思ったんだけど、こいつ(CHAGEさん)がどうしても『犬のおまわりさん』をやりたいと。」
CHAGEさん「すごくいい感じになってますので聞いてください。」

♪「僕はこの瞳で嘘をつく」
間奏の部分の「女の瞳で~♪」と歌うところが、聞くたびにちょっとづつ変わってきているような気がします。即興ぽい感じで歌ってるのかなぁ?
♪「終章(エピローグ)」
♪「鏡が映した二人でも」

MC。
CHAGEさんがメンバー紹介を始めました。
「キーボード、旭純でーす!」とレツゴー3匹ネタでちょっと関西を意識したようなメンバー紹介。
で、「ジュンでーす」というのに気をとられたのか、マナブーさんの紹介で、またまた「キーボード!!」と言ってしまい、「キーボードは君だ、車掌は僕だ~♪」とギャグにしてごまかしていました。
ASKAさんが紹介する時も、恵美さんと澤近さんのときに何かあったようでASKAさんがニヤニヤしていましたが、私にはちょっと確認できませんでした。
紹介が終わって、ピンスポットがCHAGEさんだけになってニコニコしながら客席に手を振っていました。その仕草がなかなかかわいかったです~。

そのあと、CHAGEさんが何かの話をして(内容は忘れました)、拍手がパラパラと起こると、「まばらな拍手、ありがとう」とCHAGEさん。それを受けて、次は大きな拍手が起こり、「そういうつもりで言ったわけでは…」と自分の発言にちょっと焦った様子のCHAGEさんでした。
そこで、ASKAさんが「リサイタルみたいだね。」とポツリ。盛り上がりが少ないことを遠まわしに言われたようで、ちょっとショックです…
二人がマイクスタンドの前に立つと、あちこちから二人を呼ぶ歓声が起こりました。
それに応えるふたり。CHAGEさんはずっとASKAさんのほうを向いていて、「訳あって、こっちしか向けないのよ。」と。そのあと、ASKAさんが何か話そうとしてそのまま歌へ…

♪「SAY YES」
今日は2人が手拍子を始める部分で立つ人が少なく、「どうしよ~、どうしよ~?」と思ったのですが、私たちのすぐ後ろの人が立ったので、立つことにしました。でも、立つ人が少なくてちょっとドキドキしてました…

♪「ひとり咲き」
♪「YAH YAH YAH」
最後のふたりがギターを向い合って弾く部分は、即興のような感じが今日は特に出ていました。

♪「なぜに君は帰らない」
♪「港に潜んだ潜水艇」~ギターソロ
ふたりと狩野さんとマッキーさんが花道を右から左へ走り回っていました。
やっぱり今日もステップを踏みながら狩野さんとくるくる回ってギターを弾くASKAさんがカッコよかったです。

♪「Trip」
真正面から見ると、光の中に二人がいてとっても幻想的できれいでした。あの照明って今さらながら思うのですが、すごくきれいですよね~。
「レモンの月が~♪」という部分で青から黄色の照明に変わるのですが、あれはやはり歌詞を意識しているのでしょうか??

♪「THE TIME」
「THE TIME IS NOW~♪」のところで、CHAGEさんの後ろでASKAさんがCHAGEさんと同じ振り付けをするのですが、完全にCHAGEさんの後ろに隠れて、ASKAさんが見えませんでした。ふたりが見事に重なってました。

♪「PRIDE」
ふたりの後ろから出ている照明もきれいなのですが、やっぱり、あの照明にやられてしまいました!!ちょっとうるるっと来そうになりました。
遠くから見る照明もすごくよかったのですが、近くから見てもめちゃくちゃ幻想的で良かったです。
最後のところで、一瞬、演奏とASKAさんの歌の音程がずれていたように感じました。ASKAさんも「アレ?」といった感じで旭さんのほうを向いていました。でも、そんなことは気にならないくらい感動しました。

最後のMC。
「長い間お待たせいたしました、大阪in大阪城!!」とCHAGEさんが確かこんな内容のサブタイトルをつけていました。
「今年24年目を迎えます。長くやってりゃいいってもんじゃないですが。ずっとコンサートをやってきて、そのたびに宝物が増えましたが、ここ大阪の1日目でまた宝物が増えました。どうもありがとう。また会いましょう~!」

ASKAさん「今年で24周年です。12月31日に25周年を迎える年になりますが、その時に何かやろうかと。2000年に福岡ドームでやりましたけど。」
「行ったよー!」の声に、「覚えてるよ~。」とASKAさん。
「ホントは8月25日にやるのがいいんだろうけど、暑いでしょ?野外だとアレだし…
札幌でやります。」
「エーッ?」といつものように観客が声を上げるのですが、今まで聞いた中で一番大きいブーイングだったように思います。
何度かライブ行ってますが、「札幌」と断言したのを聞いたのは今日が初めてでした。といっても、それまでのMCでも札幌に決定するだろうなぁ~とは思っていたんですけどね。
その大ブーイングに、後ろを指差しながら「勝手にやってるから。」と別に来なくてもいいよといった感じでちょっとひねくれた感じのASKAさん。「行くよ~!」と置いてかないでぇ~といった感じでASKAさんをなだめる観客。
「行くよー!」という観客に、「本当?覚えたからね~!」とASKAさん。
「大阪ドームも考えたのよ…でも、野球やってるから。…って、正月からやってないよな。
年末はヒマなんです。皆さん忙しいとは思いますが、ちょっとでも時間があればご参加ください。」
そして、最後にいつものコメント。
「今まで選んでやって来たような、そのままやって来たような…あれが谷だった、あれが山だったと言えるくらいでいいんじゃないかと思ってます。」

♪「太陽と埃の中で」
最初の「DAY END NIGHT TIME~♪」のところではいつも圧倒させられます。最後はみんなノリノリになっていました。「PRIDE」のようにジーンと終わるのもいいですが、楽しんで終わるのもなかなかいいですよね~。

今日は9時20分過ぎくらいに終了。
「今日の観客はノリが悪い」ように言われていましたが、最後は大盛り上がりで終われてよかったと思います。
大阪ライブの残り3日間、どんなステージを見せてくれるのかがとても楽しみです。

 
 
 


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